【新型コロナ】神奈川で新たに20人感染 累計は581人に

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県内で14日、新たに男女計20人の感染が確認された。藤沢市保健所では20代の女性職員の感染が判明した。

 市によると、女性職員は軽症で、9日に喉の痛みなどの症状が出て13日から自宅待機。コロナ対策など公衆衛生以外の業務を担当しており、感染経路は不明としている。

 市は同じ職場の職員ら18人を自宅待機としたが、業務に支障はないと説明。保健所内の消毒も実施し、15日に通常業務を再開する方針だ。

 市内では他に、いずれも40代で自営業と会社員の男性2人の感染が確認された。いずれも軽症。

 県所管域は平塚、鎌倉の保健所管内で10~50代の男女8人が判明。うち鎌倉管内の50代男性が中等症、他の7人は軽症という。鎌倉管内の10代女性、40代女性について「本人の強い意向」として感染経路を非公表とした。

 横浜市では7人の感染が明らかになった。中等症の70代の無職女性と、ともに軽症の50代と40代の女性会社員の計3人は家族で、同居しているという。

 川崎市では宮前区の40代の男性会社員が中等症。相模原市は県内で勤務する50代のパート女性が軽症とした。

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