新型コロナ対策で一般傍聴自粛要請 長崎市議会

 長崎市議会は14日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議場や委員会室での一般傍聴について当面自粛を求めることなどを決めた。議員や同居人が政府が発令した緊急事態宣言の対象区域に入った場合、議員は滞在最終日から2週間自宅待機とし、議会日程と重なる場合は欠席扱いにする。
 同日設置した正副議長と各会派代表でつくる「市議会災害対策会議」で決定。他都市への行政視察は当面見合わせ、県外旅行する際は議長に報告する。議会中、議員や市職員のマスク着用を義務付け、報道陣にも着用を要請する。これまで取り組んできた発熱時の自宅療養などを含め、これらの対策を当面続ける。

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