「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」デザイン競う 自動車技術会がコンテスト受賞者を発表 

公益社団法人自動車技術会は、第8回カーデザインコンテストの受賞者を発表した。

このコンテストは、2019年11月より「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」をテーマに募集を行い、全国から352件(高校生311件、中学生41件)の応募が寄せられた。

自動車技術会はコンテストの開催の趣旨について、「中高生の時期にカーデザインを通じてものづくりの魅力に触れることで、自動車産業の発展に寄与する人材を育成することを目的」に企画しているとのこと。

自動車・部品メーカー各社のデザイナーなど各分野の専門家を迎えて審査を実施。カーデザイン大賞1点、カーデザイン賞2点、ダビンチ賞2点、審査員特別賞1点、佳作23点が選出された。

なお、予定していた表彰式は新型コロナウィルス感染症の情勢を踏まえて中止。例年表彰式で行っていた、現役のデザイナーによる受賞者へのスケッチ指導も併せて中止となった。自動車技術会の発表によると、今年はこれに代わり、現役のデザイナーからビデオレターによるアドバイスを送る予定だとしている。

■受賞者・受賞作の一覧

【カーデザイン大賞】

名古屋市立菊里高等学校 伊藤 詩唯さん

『MACETA』


【カーデザイン賞(高校生の部)】

栃木県立足利工業高校学校 赤坂 京香さん

『Fun! Mock』


【カーデザイン賞(中学生の部)】

横浜市立平戸中学校 浜名 克聡さん

『COCOON』


【ダビンチ賞(高校生の部)】

東京都立工芸高等学校 宮 敬汰さん

『I’m Eye』


【ダビンチ賞(中学生の部)】

岡山白陵中学校 魚住 拓磨さん

『Himmel』


【審査員特別賞】

女子美術大学附属高等学校 丸山 凜子さん

『こもれびのバス』

画像・情報:公益社団法人自動車技術会のプレスリリースより

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