【新型コロナ】湘南藤沢徳洲会病院の看護師感染 3人自宅待機、診療は継続

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県藤沢市は15日、同市内在住で湘南藤沢徳洲会病院(同市辻堂神台)に勤務する20代女性看護師の感染が新たに確認されたと発表した。同病院は濃厚接触者に当たる職員3人を自宅待機としているが、診療は通常通り続けている。

 市によると、女性が担当した患者4人や職員に関連する症状はみられないという。同病院は「院内感染とは判断していない」と説明。院内の立ち入りエリアの消毒は完了したという。

 女性看護師は12日に発熱などの症状が出て、14日に陽性が判明。13日の受診以降、自宅待機していた。感染経路は調査中。渡航歴はなく、症状は軽いという。同市内で感染が確認されたのは36人目。

© 株式会社神奈川新聞社