「新型コロナウイルス」関連、弁当店「たわら屋」を経営の(株)三田村が破産申請へ

 (株)三田村(TSR企業コード:200268708、法人番号:5110001012945、新発田市東塚ノ目757-1、設立1980(昭和55)年8月、資本金5000万円、三田村秀之社長)は4月15日に事業を停止し、破産手続きを江花史郎弁護士(弁護士法人ユナイテッド法律事務所、新潟市中央区花町2069、電話025-211-4777)に一任した。
 負債総額は約1億8000万円。

 新発田市や新潟市内で弁当店「たわら屋」を7店舗展開し、日帰り温泉施設内の食堂なども経営。ピーク時の2001年4月期には売上高約16億円を計上していた。
 しかし、近年は大手資本系列の同業店やコンビニエンスストアとの競合が激しくなり、減収傾向で推移し、赤字を散発していた。こうした中、「新型コロナウイルス」感染拡大による外出自粛の影響が追い打ちとなり、資金繰りも限界に達し、事業の継続を断念した。

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