県社協の緊急貸し付け 休業、失業者520件申請

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県社会福祉協議会が3月25日から受け付けている休業、失業者向けの緊急貸付制度への申請が520件(14日現在)に上ることが4月15日、分かった。個人事業の飲食業や運送業、ホテルなどの従業員からの申請が目立ち、休業者向けの緊急小口資金を希望するケースが大半。県社協は「想定をはるかに上回る多さ」と対応に追われており、多くの県民が感染拡大による休業などで生活困窮に陥っている実態が浮き彫りとなった。

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