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『にげなさい かくれなさい』
『御国は俺達 死んだとて ずっと後まで 残りますヨネ』
『失礼しましたで 終わるだけ 命の スペアは ありませんヨ』
『死んで神様と言われるよりも 生きてバカだと言われましょうヨネ』
女優の杏が、そんな歌詞で綴られた“伝説の反戦歌”を自宅からギターの弾き語りで披露しました。
杏が所属する芸能事務所のトップコートが、「皆様の心に少しでも届けば良いなと思い、杏が加川良さんの『教訓1』をカバーで歌わせていただきました」とSNS上にアップしたのです。
杏『教訓1』cover
1970年に発表された、この『教訓1』(作詞:上野瞭・加川良/作曲:加川良)を知らなくても、杏の透き通りながらも力強く、芯の通った美声とメッセージに“圧倒”された人も多いのではないでしょうか。
その反響はすさまじく、テレビで軒並み放映されただけでなく、ネットやSNS上でも杏への絶賛の声で溢れました。
<杏さん、すごいな…このタイミングで、この歌とは…>
<忘れられてた反戦歌が、今の状況に合いすぎて心に染み入った>
<さりげなく映るお子さんの様子にも日常の大切さを感じて泣けた>
また、本来なら「反戦歌」は政治色が強く、今の時代のミュージシャンは避けがちですが、女優である杏が、あえてこの『教訓1』をカバーしたことに驚いた人も多いようです。
<仕事以外は寡黙なイメージなのに、最強のメッセンジャーだった>
<色々なアーティストが危機を訴えているけど、杏さんが一番響いた>
<本当に感動する。この歌詞の通り、国民一人一人に届くといいな>
少し前まで、旦那の東出昌大と女優の唐田えりかの不倫騒動の渦中にいて、「離婚を決意した」とも報道された杏……。
くわえて、実母との金銭トラブルも報じられ、<いま、杏さん自身が一番大変なはず>と、世間から心配と同情の目で見られていました。
そんななかで、市中の人たち一人ひとりに、いま一番大切にすべき“想い”を届けたのです。
<旦那よく見な! あんたの嫁さんはめちゃくちゃ凄い人なんだぞ>
こんな声もSNS上にはありました。
おそらく東出も、この杏の歌を聴いたことでしょう。
世間からは完全に“ダメ男”の烙印を押された東出ですが、これだけ“凄い”杏が選んで結婚した男です。
『にげなさい かくれなさい』
離婚するかもしれないけれど、愛する子供の父親には生きていてほしい…と思うのが母親ではないでしょうか。
メッセージは、きっと東出にも届いているような気がします。(文◎編集部)