アルファタウリF1、ファクトリー閉鎖期間の変更を発表

 スクーデリア・アルファタウリF1が、ファクトリー閉鎖期間の延長を発表した。

 F1のファクトリー閉鎖は例年夏に14日間行われているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大によりレースを開催できずにいることから、この期間が春に早められた。期間も最初は21日間に延長され、その後、4月7日にはさらなる延長が決定、チームは35日間の操業停止が義務づけられることとなった。

 アルファタウリは当初3月28日から4月17日の3週間、ファクトリーを閉鎖する予定だったが、FIAの決定を受け、期間を変更することを明らかにした。

「COVID-19アウトブレイクによる困難な状況が続いているなか、FIA、F1、全チームで協議した結果、我々は現在のファクトリー閉鎖をさらに2週間延長し、2020年5月1日までとすることを決めた」とチームは発表した。

 現在序盤9戦が延期あるいは中止となっており、アルファタウリのドライバー、ピエール・ガスリーは、ドバイでトレーニングに励み、開幕への準備にあたっているということだ。

2020年第2回F1プレシーズンテスト2日目:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

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