東・西日本、沖縄・奄美 今後2週間気温低い 1か月予報

1か月予報(平均気温)。出典:気象庁HP

気象庁は16日(木)、向こう1か月(4/18~5/17)の天候の見通しを発表した。東・西日本、沖縄・奄美は寒気の影響を受けやすく、向こう1か月の気温は平年並みか低く、今後2週間はかなり低くなりそうだ。

1週目(4/18~4/24)

 気温は全国的に、低温傾向が見込まれる。また、低気圧や寒気の影響を受けやすい北日本と東日本の日本海側は、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうだ。

低温に関する早期天候情報

低温に関する早期天候情報。出典:気象庁HP

 東北、東・西日本、沖縄・奄美は、今後1週間は、気温が平年並みか、平年より低い所が多い見込み。さらに、22日(水)頃からの5日間ほどは、寒気の影響を受けやすく、気温がかなり低くなる可能性があり、内陸部は霜のおりる所がありそうだ。このため、気象庁は「低温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼び掛けている

2週目(4/25~5/1)

1か月予報(降水量)。出典:気象庁HP

 日本付近は1週目と同様に、寒気の影響を受けやすく、低温傾向が続きそうだ。北日本の日本海側は低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。一方、東日本の太平洋側と西日本は、高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。

3~4週目(5/2~5/15)

 気温、天候とも全国的に平年並みとなる見通し。北日本の太平洋側、東・西日本は、天気は周期的に変わり、平年と同様に晴れの日が多くなる予想だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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