西海市商工会は20％の特典が付いた商品券「さいかいほっと券」の利用開始を、新型コロナウイルスの感染拡大で冷え込んだ消費の喚起を狙い、例年より3カ月早い5月22日に前倒しする。16日、山崎善仁会長が杉澤泰彦市長に報告した。
商品券は市の補助金で市商工会が発行しており、市内在住者か勤務者が購入でき加盟店で使える。混雑を避けるため、はがきで5月8日までに商工会に申し込み、代金引換郵便で商品券を受け取る。
2千円の特典が付く1万円の「通常版」を前年比2千セット増の9500セット。2万円が付く10万円の「高額版」を前年比100セット増の350セット発行。購入数には限度があり、応募多数時は抽選。利用期間は11月21日まで。
市役所を訪ねた山崎会長は、景気対策のためさらに商品券の発行数を増やすよう要望。杉澤市長は「商工業者を支えるためにも検討したい」と応じた。
問い合わせは西海市商工会（電0959.37.5400）。
