長崎県大村市の菓子卸売業、フルカワが、同市の長崎スコーコーヒーパークのコーヒーと竹下製菓（佐賀県）のアイス「ブラックモンブラン」をコラボレーションさせた季節限定商品「長崎珈琲クランチチョコレート」を企画。県内のスーパーなどで販売している。
フルカワはこれまで、県内の素材を使った企画商品をシリーズ化しており、今回で19品目。九州のご当地アイスとして知られるブラックモンブランのクランチチョコに、長崎スコーコーヒーパークが焙煎（ばいせん）した微粉末状の豆が練り込まれ、ザクザクした食感とコーヒーの豊かな風味を楽しめる。
パッケージはステンドグラスをイメージし、コラボした3社をモチーフにしたキャラクターを配置した。商品名の文字は県内外で活躍する同市在住の書道家、佐藤鳳水（ほうすい）さん（38）がしたためた。価格は6個入りで税別700円。
8日はフルカワの古川洋平社長と長崎スコーコーヒーパークの中島徳彦取締役営業部長らが市役所を訪れ、園田裕史市長に報告。試食した園田市長は「ブラックモンブランは昔よく食べていたので懐かしい。甘すぎずコーヒーの香りも良いので大人も楽しめそう」と感想。古川社長は「コーヒーの分量にこだわり、幅広い人に食べてもらえる商品になったのでは」と話した。
