ワールドシリーズで輝いた選手たち MLB公式サイトが特集

メジャーリーグ公式サイトでは、「最高の舞台」での各選手のパフォーマンスをもとに、リチャード・ジャスティスが「オール・ワールドシリーズ・チーム」を選出した。ジャスティスは今回、11人の選手を選出したが、そのうち実に7人がアメリカ野球殿堂入りを果たしている。残りの4人のうち、デービッド・オルティスとマディソン・バムガーナーも殿堂入りの可能性があると考えられている名選手だ。やはり、名選手は「最高の舞台」でもしっかり実力を発揮できるということなのだろう。ジャスティスが選出した「オール・ワールドシリーズ・チーム」の顔ぶれは以下の通り(成績はワールドシリーズ通算、★は殿堂入り選手)。

先発投手
マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)
出場3回・世界一3回 2014年ワールドシリーズMVP
5試合(4先発) 4勝0敗1セーブ 防御率0.25
36回 31奪三振 5与四球 WHIP0.53

救援投手
マリアーノ・リベラ(ヤンキース)★
出場7回・世界一5回 1999年ワールドシリーズMVP
24試合(0先発) 2勝1敗11セーブ 防御率0.99
36回1/3 32奪三振 8与四球 WHIP0.96

捕手
ジョニー・ベンチ(レッズ)★
出場4回・世界一2回 1976年ワールドシリーズMVP
23試合 打率.279 5本塁打 14打点 2盗塁
出塁率.340 長打率.523 OPS.864

一塁手
ルー・ゲーリッグ(ヤンキース)★
出場7回・世界一6回
34試合 打率.361 10本塁打 35打点 0盗塁
出塁率.483 長打率.731 OPS1.214

二塁手
チェイス・アトリー(フィリーズ/ドジャース)
出場3回・世界一1回
15試合 打率.200 7本塁打 12打点 4盗塁
出塁率.357 長打率.689 OPS1.046

三塁手
パブロ・サンドバル(ジャイアンツ)
出場3回・世界一3回 2012年ワールドシリーズMVP
12試合 打率.426 3本塁打 8打点 0盗塁
出塁率.460 長打率.702 OPS1.162

遊撃手
デレク・ジーター(ヤンキース)★
出場7回・世界一5回 2000年ワールドシリーズMVP
38試合 打率.321 3本塁打 9打点 4盗塁
出塁率.384 長打率.449 OPS.832

外野手
ベーブ・ルース(ヤンキース/レッドソックス)★
出場10回・世界一7回
41試合 打率.326 15本塁打 33打点 4盗塁
出塁率.470 長打率.744 OPS1.214
※投手として3試合に登板して3勝0敗、防御率0.87

外野手
ミッキー・マントル(ヤンキース)★
出場12回・世界一7回
65試合 打率.257 18本塁打 40打点 3盗塁
出塁率.374 長打率.535 OPS.908

外野手
レジー・ジャクソン(アスレチックス/ヤンキース)★
出場6回・世界一5回 1973年・1977年ワールドシリーズMVP
27試合 打率.357 10本塁打 24打点 1盗塁
出塁率.457 長打率.755 OPS1.212
※1972年のワールドシリーズは出場機会なし

指名打者
デービッド・オルティス(レッドソックス)
出場3回・世界一3回 2013年ワールドシリーズMVP
14試合 打率.455 3本塁打 14打点 0盗塁
出塁率.576 長打率.795 OPS1.372

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