感染男性は整骨院勤務 妻と同僚3人は陰性 佐世保

佐世保市役所

 佐世保市で17日に新型コロナウイルス感染が確認された30代男性会社員が、同市白岳町の「させぼ整骨院イオン白岳院」の施術スタッフであることが分かった。市と、整骨院を経営する「湧命(ゆうめい)」(同市本島町)が18日発表した。整骨院が入居するイオン佐世保白岳店は消毒作業のため同日臨時休業した。
 「湧命」は市内で整骨院7店舗を経営。同日から全店休業している。市は、男性の濃厚接触者である同居の妻と「白岳院」の同僚3人の計4人について18日にPCR検査を実施。結果はいずれも陰性だった。
 男性は3月23~26日、東彼東彼杵町の実家に滞在していたことも新たに判明。4月4、7の両日、他店舗のスタッフら15人と会社の研修に参加したという。市は19日、この15人についてもPCR検査をする予定。感染した男性が施術した客の特定も進めているが、市は「かなりの人数に上る」とみている。
 イオン佐世保白岳店は19日、営業再開する方針。


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