手作り布マスク300枚贈る 島原第三小に白山婦人会

手作りの布マスクを手渡す成瀬会長(左)=島原市立第三小

 児童を新型コロナウイルス感染から守ろうと、島原市の白山婦人会(成瀬則子会長、81人)が17日、同市広馬場町の市立第三小(原洋校長、261人)に手作りの布マスク300枚を寄贈した。
 マスクの入手が困難な状況になり、準備できない児童がいることから原校長が同婦人会に依頼。役員8人が4日間をかけ、青と赤の2種類を作った。児童1人に1枚配布するという。
 成瀬会長(77)からマスクを受け取った児童代表の森園大心君(11)と吉田悠真君(11)は「作っていただきうれしいです。大切に使います」とお礼を述べた。成瀬会長は「地域の子どもたちのためになればとの思いで作った。届けることができて感無量」と話した。

© 株式会社長崎新聞社