21世紀最高のMVPは誰だ!? トップ4をボンズが独占

日本時間4月19日、メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチとマイク・ペトリエロは、21世紀のMVP受賞者(のべ40人)を1位から40位までランク付けする特集記事を公開した。1位から4位は2001年から4年連続でナショナル・リーグMVPに輝いたバリー・ボンズが独占。昨季のMVP受賞者であるマイク・トラウト(エンゼルス)は9位、コディ・ベリンジャー(ドジャース)は12位にランクインしている。

のべ40人のMVP受賞者のなかから1位に選ばれたのは2001年のボンズ。この年のボンズは、史上最多となる73本塁打を放ち、打率.328、出塁率.515、長打率.863、WAR12.5(FanGraphs版)という驚異的な成績を残した。ボンズは、打率.370をマークした2002年が2位、232四球で出塁率.609をマークした2004年が3位、45本塁打、OPS1.278の2003年が4位に選ばれ、トップ4を独占している。

ボンズに次ぐ5位に選ばれたのは2016年のトラウト。この年のトラウトは、打率.315、29本塁打、100打点、30盗塁、OPS.991をマークして自身2度目のMVPに輝いた。6位には2018年のムーキー・ベッツがランクイン。打率.346、32本塁打、80打点、30盗塁、OPS1.078の好成績を残し、「30-30」を達成した選手が首位打者のタイトルを手にするのはメジャー史上初の快挙だった。

トップ10に選出された残りの4人は、2015年のブライス・ハーパー(打率.330、42本塁打)、2007年のアレックス・ロドリゲス(打率.314、54本塁打)、2019年のトラウト(打率.291、45本塁打)、2013年のミゲル・カブレラ(打率.348、44本塁打)という面々。ちなみに、メジャー1年目の2001年に打率.350、56盗塁で首位打者と盗塁王の二冠に輝き、MVPと新人王をダブル受賞したイチローは22位に選ばれた。

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