185cmという長身ながら驚異的なテクニックとビジョンを誇ったジネディーヌ・ジダン。
21番を背負ったユヴェントスでは、アレッサンドロ・デルピエロらとともに一時代を築いた。そのジダンが相棒に通した超絶的なダイレクトボレーアシストがこれ!
ほぼ後ろ向きの体勢から放たれたロビングパスはどんぴしゃ!
左足で冷静に突き刺したデルピエロも見事だったが、ジダンのアイディアとプレー精度は圧巻だ。
この試合は、1997-98シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ、ディナモ・キエフ戦。キエフで3月に行われた一戦でピッチ脇には雪が積もっているが、ジダンの天才性に寒さは関係なしだったようだ。
後年、デルピエロは「ジズーは友達さ。どこであっても彼に会いたいね」とも語っており、今でも良好な関係のようだ。
ちなみに、当時のディナモには若きアンドリー・シェフチェンコが在籍していた。