「身に覚えのないマスク届く」 高額な代金を請求『送り付け商法』か 政府の布マスク配布に便乗... 警察に相談相次ぐ

新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、身に覚えのない使い捨てマスクが自宅に届く事例が長野県内でも確認され、警察が注意を呼びかけています。

茅野警察署

茅野警察署によりますと、今月16日と17日、「身に覚えのない使い捨てマスクが自宅に送られてきた」などと管内の複数の住民から相談があったということです。新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクの品薄状態が続く中、一方的にマスクなどを送り付けて高額な代金を請求する、いわゆる「送り付け商法」の可能性もあるとして、警察は、不審な品物が届いたら、すぐに相談してほしいと呼びかけています。

消費者庁によりまずと、同様の相談が13日までに151件寄せられています。政府が全世帯に2枚ずつ布製マスクを配布する動きに便乗し、悪質な「送り付け商法」が横行する恐れもあるとして注意を呼びかけています。

また、消費者庁は、身に覚えのない商品が届いても、あわてて送り元に連絡したり、使用したりせず、そのままの状態で保管してほしいとしています。14日間経過すれば、代金を支払ったり返品したりるする必要はないということです。

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