2020年4月。ついに緊急事態宣言が日本全国に発令されるなど、新型コロナウイルスが及ぼす影響は日に日に強まっています。外出を自粛する動きも強まり、家の中で多くの時間を過ごすという人が増えてきている状況です。
そんな中、ショートムービープラットフォームTikTok（ティックトック）では、外出自粛による運動不足を防ぐ自宅でできるトレーニング動画が大人気に。ここ1カ月間の自宅トレーニング動画の総再生数は3億回を突破しています。また「＃休校チャレンジ」という企画も話題となり、新型コロナウイルスの外出自粛に対するコンテンツが沢山出てきています。
自宅トレーニング動画では、「#プランクチャレンジ（#PlankChallenge）」や「#エアロビチャレンジ」、「#腕立てチャレンジ」など、様々なトレーニングのチャレンジ動画をアスリートや人気クリエイターたちがTikTokに投稿。まずはその一部を紹介していきます。
空手 植草歩選手
空手の植草選手は空手エクササイズを披露。音楽に合わせて軽快に体を動かすことができます。
サッカー 都倉賢選手
サッカーの都倉選手はヒップアップトレーニングを投稿。
アメリカンフットボール ノジマ相模原ライズ(公式)
こちらのアカウントでは選手が何と腕立て伏せ1040回に挑戦。
ひるかわ @アラフォーエクササイズ
こちらはかなり辛そうなエクササイズを披露。
妻が綺麗過ぎる。
2人でできるエクササイズ。息ピッタリです。
いかがでしたでしょうか。自分にもできそうなものを取り入れて運動不足を解消してみてください。
しんのすけ「＃休校チャレンジ」
また、他にも今回の外出自粛で注目を浴びた人物がいます。その方の名前はしんのすけさん。普段は映画の感想などの動画を投稿していますが、コロナウイルスによる全国一斉休校要請が出た3時間後の投稿が16万いいね！を獲得し、話題になりました。
しんのすけさんは学生に向けて「いま学生のみんながすべきことは、いかに家で楽しく過ごすかを考えることです」とメッセージを発信。5,000件以上のコメントが付きました。
さらに、しんのすけさんはその後「＃休校チャレンジ」を企画。テーマは「自分」。そして「学生であること」「撮影は家の中限定」「動画に＃休校 チャレンジを入れること」を条件として作品を募集。「＃休校チャレンジ」を付けて投稿された動画の再生回数は7,400万回以上を突破し、大きな盛り上がりとなりました。
しんのすけさんインタビュー
TikTokを始めたきっかけや目的、いつからやっているのか？
講師をしている学校で、夏休み前に生徒に自分たちで目標を設定してもらい、夏休み明けになぜ達成できたか、なぜできなかったかを考える授業をしようと思っていました。そこで学生だけがやるのはフェアじゃないなと思い、自分もやったことのないことに挑戦しようと思ったので。
TikTokの投稿によって伝えたいこと「＃休校チャレンジ」など社会性があるものをやり始めたきっかけは？
情報弱者を救うっていうのが僕の最近のテーマになっています。今の若い世代には、色んな情報をちゃんと仕入れたうえで何を信じるか精査できる人になってほしいと思っています。TikTokで得られるものは楽しいものだけじゃない、「TikTokをきっかけに情報を見極められるようになろうね」っていうことを発信しています。
TikTokを通して実現したいこと
映画の感想動画では映画ファンにまだなっていない人をファンに押し上げたい。こういう形で映画を紹介する人がいるんだよっていうことを映画業界に波及出来れば良いと思っています。
外出自粛に対し、家の中でできる楽しみを提供してくれるTikTokの投稿者たち。みなさんもこれらの動画を見て家の中での生活を楽しくしていきましょう。
