検診などで外出をしなければならない妊婦へタクシーチケット配布

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は都が妊婦の方々に配布している育児パッケージに加えてタクシーチケット配布についてや、「新型コロナウイルス感染症に関する東京都の支援策」一覧を紹介しました。

◆妊婦へタクシーチケット配布

小池知事は、都民生活を支えるセーフティーネットのひとつとして、妊婦へのタクシーチケットの補助について説明しました。

(小池知事会見/16日)
「妊婦の方は妊婦検診などにいらっしゃる場合、公共交通機関を使うことについて不安を抱くことも多いと思います。

そこで、新型コロナウイルス感染防止の観点から、妊婦検診などでタクシーを利用する際に使えるチケットなどを配布することで、妊婦さんを支援します。

区市町村によって違いますが、妊婦の方々に配布している育児パッケージに加えて、1万円の上乗せになります。
タクシー券の申請方法は区市町村によって異なります。

また、タクシーを安心してご利用いただくくために、飛沫感染防止の運転席と後部座席の間の仕切り板をつけることも支援をしていきます」

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2020/04/documents/20200417_01.pdf

◆「都の支援策」一覧ページ

新型コロナウイルス感染拡大による都のさまざまな対策を、都民、事業者別に見つけやすくなった一覧ページが開設されました。

この一覧ページは、東京都の公式ホームページにあるアイコン「新型コロナウイルス感染症に関する東京都の支援策」から移動することができます。

事業者向け、個人向けを選んでください。
支援策はそれぞれ、

・税金等の支払い猶予
・貸付制度
・相談窓口
・専門家の派遣
・助成金等
・行政手続き期限の延長
・その他
の7項目からなっています。

各窓口の電話番号などの掲載もありますので、ご活用ください。

関連リンク
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/information/corona-support.html

◆「自宅療養」の期間と体制

小池知事は、新型コロナウイルス感染症に感染した患者の自宅療養について説明しました。

(小池知事会見/17日)
「自宅療養の対象は、陽性が判明された方のうち、無症状や軽症の状態にあり、医師が入院は不要と判断し、本人が希望する方です。

療養の期間は、(療養)開始から14日経過、もしくは検査によって陰性が確認されるまで。
この間は、外出をせず、自宅で安静に過ごしていただくということになりますが、安心して療養できるよう、保健所による定期的な健康状態の把握や相談体制の確保など、適切なフォローアップを実施します。

受診が必要な場合は、早急に医療機関につなげる体制を確保し、症状の悪化などに迅速かつ適切に対処します。
医療的なケアについては、区市町村、東京都医師会と連携し、安心して自宅で療養できるよう万全を期してまいります」

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2020/04/documents/20200417_01.pdf

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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