西武・辻監督「信頼している」 自主練習中の選手たちに目を細める

西武・辻監督【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

自ら食事を作ることも「昨日はサンドイッチを作ったよ」

 西武の辻発彦監督が20日、新型コロナウイルスの感染拡大により開幕が延期となっている現状について球団を通じてコメントした。

 選手たちは週4回、自主練習をこなしている西武。辻監督は感染拡大予防のため球場施設に足を運ぶことはないものの、報道などを通じて選手たちの練習内容を把握している。山川穂高らの捕手練習や中村剛也の打撃投手、平井克典のブルペン入りなど、選手の頑張りや工夫の様子も目に留まっているという。

 開幕がまだ見えない状況の中で辻監督は選手に対して「まだ開幕までは時間があるから。今はどうしても実戦を積むことができない。だからこそちゃんと動けるようにしていてほしいね。しっかりと実戦に入れるように、ちゃんと打てる、ちゃんと投げられる、そんな状態であってほしい」と求めている。自主練習で汗を流す選手たちについては「ちゃんとやっていると思うよ。頑張っていると思う。信頼をしているから」と目を細めた。

 感染拡大予防のために細心の注意を払い、自身の身体に気を遣っている。宅急便を受け取ったらすぐに手洗い、買い物にもほとんど行かない。毎日の日課であるランニングは欠かさないものの、「今は絶対に感染しないこと。しっかり身を守らなくてはいけないからね。それは我々もファンの皆さんも一緒でしょう。1日も早く開幕を迎えられるようにやっていかないと」と気を引き締めている。

 家で自ら昼食を作ることも。「昨日はサンドイッチを作ったよ。アメリカンクラブサンドだな。パン焼いてチーズとベーコンときゅうりとマスタードを入れてさ」。1日でも早く開幕を迎えられるように辻監督自身も、自らの身を守り、大勢のファンと会えることを楽しみにしている。(Full-Count編集部)

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