飲食・観光業 支援を 業界団体、川棚町に陳情

飲食、観光業への経済支援を求める陳情書を読み上げる宮崎会長(中央)=川棚町役場

 東彼商工会(山口博昭会長)と川棚町観光協会(宮崎光会長)は20日、新型コロナウイルス感染拡大で売り上げに影響を受けている飲食、観光業への経済支援を求める陳情書を、川棚町に提出した。
 陳情書では、町内の飲食、貸し切りバス、イベント業者などに20万円、宿泊業者に30万円の給付、収束後のプレミアム付き商品券の発売を要請。山口、宮崎両会長が町役場を訪れ、山口文夫町長に手渡した。
 山口会長は「外出自粛の影響でほとんどの飲食業は例年の1~2割にまで減収している。スピード感を持って対応を」と要望。山口町長は「国の臨時交付金を活用し、少しでも期待に沿えるように制度構築を進めたい」と述べた。
 商工会は東彼波佐見、東彼杵両町へも同様の陳情書を提出する方針。

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