長崎県警署長会議で重要課題を確認 新型コロナ対策「一丸で」

テレビ会議形式で訓示する迫田本部長=県警本部

 長崎県警は17日、本年度初めての署長会議を本部で開き、新型コロナウイルス感染症への対策など当面の重要課題を確認した。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて初めてテレビ会議形式で実施。22署の署長らは出席せず、出席者は例年の約80人から10人程度に絞り、本部長訓示や会議の様子を映像で配信した。
 県警は3月25日に新型コロナウイルス感染症対策本部を設置している。迫田裕治本部長は訓示で「関係機関と連携しながら感染拡大に対して一丸となって対応に当たりたい。地域住民の安全安心のよりどころである警察が常に活動できるように、警察官の感染防止に努めてほしい」と述べた。他の重要課題として▽人身安全関連事案への適切な対応▽交通事故抑止対策の推進-などを挙げた。


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