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4月21日、坂上忍がＭＣを務める『バイキング』（フジテレビ系）のコメンテーターで、タレントのミッツ・マングローブが自ら「コロナの疑い」があるとして、自宅療養していることを番組を通して発表しました。
まずはミッツの「告白」全文を見てみましょう。
『ミッツ・マングローブです。
４月１０日以降、原因不明の発熱が続いており、自宅で療養しております。最後に現場で仕事をしたのが４月４日。人と接触をしたのが７日です。
現在は、誰とも接触を取らない方法でできる仕事は続けていますが、発熱から数日後には舌の味覚がなくなる症状（今は回復）も出たため、新型コロナの検査を受けるのが妥当と判断しました。
しかし私の場合、肺炎の兆候もなく、体温が（ＰＣＲ検査を受け付ける現段階の基準である）「３７・５度以上」に一度も達していないという理由から、未検査のまま今日に至ります。
幸い、普段から私の体調を細かく看てくださっている主治医の先生に、毎日ご相談させて頂いており、大事には至っていません。
ただ、このような状況を、周囲の人たちや関係各所に黙っておくわけにはいきませんし、また私のように「コロナっぽい」状態のまま、ともすれば普段通りの行動をとってしまっている人も、たくさんいるのではないかと思い、現状を公表することにしました。
微熱やダルさぐらいだと、あえてそれを周囲の人に「告白」するのは、なかなか躊躇してしまいがちです。
現に私も、発熱の事実をマネージャーなどに伝えるまでに「１日」の空白がありました。
「とりあえず様子を見よう」という判断と、「言ったらいろいろと大変になりそうだ」という逡巡が、その空白を作ってしまいました。
無論、すべての体調不良を「コロナ」と照らし合わせることはできませんし、白黒ハッキリつけるシステムもまだ整ってはいません。
すでに逼迫している医療体制を悪化させないためにも、定められた検査基準には従うべきです。
ならば、ちょっとした自覚症状にも蓋をせずに、しかるべき自己判断・自己処置をすぐに取れるかどうかが、個人個人にとって、そしてそんな個人の集合体である社会にとって、改めて大切なことであると強く思います。
また私のような「非公式」な状態でいる人たちが、今後どのようにして「完治」「復帰」を決めればいいのかというのも、考えていかなければならない事案だと思います。
様々な不安や葛藤の中で暮らさなければならない日々が続きますが、こまめに自分を律しながら、一日も早い安全な世の中を取り戻すべく頑張りましょう。』
このミッツ・マングローブの「告白」に対して、視聴者からはこんなコメントが寄せられています。
＜最悪を考えて、自宅療養を選んだのは、正しい判断だと思う＞
＜関係者のことや医療崩壊まで心配していて、気遣いを感じる＞
ネットやＳＮＳ上では、ミッツが下した判断に好意的な意見が多く見られますが、一つ大きな点が気になります。
『最後に現場で仕事をしたのが４月４日。人と接触をしたのが７日です』
そうミッツは報告していますが、肝心なのは、発熱の症状が見られたのが「4月10日」であることです。
新型コロナウイルスの性質として「感染から発症まで2週間かかる」と専門家から指摘されています。
だとすれば、ミッツがもしコロナ感染者であれば、症状が現れる2週間前、つまり「3月27日」あたりにはすでに感染している可能性が考えられます。
このミッツの告白には書かれていませんが、『バイキング』に最後に「スタジオ出演」したのは、「3月31日」です。
ミッツが「陽性」だったとすれば、すでにこの時、感染していた可能性は大いにあるでしょう。
＜『バイキング』の出演者とかスタッフは大丈夫なのか？＞
＜せっかく坂上忍が「タダ働き宣言」したばかりなのに…＞
＜報道ステーションみたいにならなきゃいいけど心配です＞
先日、『報道ステーション』（テレビ朝日系）のＭＣ・富川悠太アナのコロナ陽性が判明したのを皮切りに、スタッフらが続々と感染しており、「クラスター」になりました。
ミッツの一日も早い回復が望まれますが、『バイキング』が『報ステ』同様の状態になることも懸念されています。（文◎編集部）
