今季プレミアで爆発した「20歳以下のスター候補」5名

新型コロナウイルスの問題で中断を余儀なくされはしたものの、今季のプレミアリーグも非常に大きな盛り上がりを見せていた。

今回は『Sportskeeda』から「プレミアリーグで最も輝きを見せた20歳以下の選手たち5名」をご紹介する。

ガブリエウ・マルティネッリ

クラブ:アーセナル

アーセナルが今季契約したガブリエウ・マルティネッリは、ブラジル3部のイトゥアーノからわずか500万ポンドで獲得された。当初はU-23チームにいたが、その印象的なプレーでトップチームでの出番を獲得した。

当初はカップ戦で起用されたが、そこでゴールを決めたことでチャンスを掴んだ。プレミアリーグでも自分の能力を世界に示してみせた。26試合で10ゴール4アシストという結果は傑出している。

ブラジル3部からプレミアリーグに来ることは簡単ではない。間違いなく彼は類稀な適応力を持つ潜在的スターだ。アーセナルの未来は極めて明るい…はず。

メイソン・グリーンウッド

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

彼のトップチームへの上昇は急速なもので、今シーズンのプレミアリーグで最高のヤングスターの一人である、プレミアリーグで5ゴールを決めており、18歳の選手が達成するものとしては印象的だ。

公式戦40試合で見ても12ゴール4アシスト。現在マンチェスター・ユナイテッドで最も注目を集める選手と言っても過言ではない。

OBのギャリー・ネヴィルやニッキー・バットも「今まで見た中で最高の若手」と表する。来季より出場機会を得ることになれば、どんな結果を出してくれるのか。楽しみしかない。

ブカヨ・サカ

クラブ:アーセナル

トップチームに参入して以来傑出したプレーを見せているサカ。ウナイ・エメリがアーセナルにもたらした何かがあるとすれば、彼を定着させたことが間違いなく最良のものだ。

今季29試合に出場し3ゴール9アシスト。ヨーロッパリーグでデビューを果たした後、本職のウイングからサイドバックへのコンバートでポジションを掴み、その才能を発揮した。

キーラン・ティアニーが戻ってくればウイングに再コンバートされるかもしれない。ただそうなったとしても、最終ラインを経験した彼が大きな成長を遂げたことは事実。再び攻撃面でも守備面でも力を発揮し、新たなスターになるだろう。

ビリー・ギルモア

クラブ:チェルシー

FAカップでリヴァプールを2-0で下した時、チェルシーのMFとしてプレーしていたギルモアの優れたパフォーマンスは世界中のサッカーファンから注目された。

18歳の彼はそこでマン・オブ・ザ・マッチを獲得し、さらに次のスタメン出場でエヴァートン相手に4-0の勝利を経験。再び表彰を受けている。そのプレーは、ギルモアが間違いなく次世代のスターであることを証明するものだった。

新型コロナウイルスの問題でシーズンが中断されなければ彼はさらに飛躍していただろう。だがこの短い期間に与えた強烈な印象を忘れることはできない。

マティ・ロングスタッフ

クラブ:ニューカッスル

プレミアリーグのファンであれば、今シーズン大きな印象を残した20歳以下の選手としてマティ・ロングスタッフを出さないはずがないだろう。

暗黒に包まれるニューカッスルの中で数少ない花火の一つであったし、マンチェスター・ユナイテッドを相手に決めたデビューゴール…そのあまりにも大きな勝点3をもたらした決勝ゴールは、今後何年にも渡って話題に上がり続けるはずだ。

彼とニューカッスルとの契約はこの夏に満了を迎えるため、来季はより大きなクラブに行くことが期待されている。ミランとインテルが関心を寄せているというが…。

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