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4月20日未明の「原油価格超大暴落」が日本のみならず、世界を震撼させました。これで「世界大恐慌」待ったなし…と世界中のマスコミが伝えています。
『NY原油が暴落、初のマイナス売り コロナでパニック売り』
<週明け20日のニューヨーク原油先物相場は暴落し、指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しが前週末比55.90ドル安の1バレル=マイナス37.63ドルと、1983年のWTI原油先物の上場以来、初めてマイナスで取引を終えた。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞で原油需要が急速に減少。在庫の急増で貯蔵能力が限界に近づき、購入者がほぼ不在となった。パニック売りが相次ぎ、売り手が通常とは逆にお金を払って原油を引き取ってもらう異例の事態となった。新型コロナによる世界経済の混乱が顕在化した形で、金融市場に動揺が広がった>(ロイター=共同通信社)
かつて、1973年に中東戦争で原油高騰が止まらなかった「オイルショック」の全く反対で、原油が大暴落する「逆オイルショック」の状態です。
これが「世界大恐慌」に繋がるのは、簡単に言ってしまえば、世界を牛耳るアメリカ大資本を支えているのが、中東の原油だからです。
だからこそ、世界の覇権をめぐって中東の戦争が絶えなかったわけですが、そんな世界情勢とはまた別のところで、絶望している人たちがいました。
<石油王と結婚する予定が……終わった>
<世界一の玉の輿先がなくなっちゃった>
<私はこれから何を楽しみに生きれば?>
何のことか、分かりづらいでしょうが、「石油王と結婚する」予定だった夢見る女子たちが絶望しているのです。
「そんな女いるかよ!」と思う方もいるでしょうが、聞いたことないでしょうか?
「好みの男性のタイプは?」と聞かれて「石油王!」と答える女子……きっとあなたのまわりにも一人はいませんか?
だいたい、そういった女子たちは「普通に痛い人」に多いとは思いますが、この「超大暴落」によって、おそらく今後は「石油王」が「死語」となると思われます。
もちろん、「冗談」で言っていた人がほとんどかもしれませんが、案外、「本気で石油王と結婚する」つもりだった女子もいたようです。
<鬱になったようです。お金に困る石油王とかイヤです>
壮大なる妄想による一人相撲にしか思えませんが、彼女たちは至って本気だったようです。
とにもかくにも、この「原油超大暴落」が、あらゆる所に大打撃を与えていることは間違いないようです。(文◎編集部)