松浦の経済団体 中小・零細への支援を市に要望

友田市長に要望書を手渡す稲沢会頭(中央)=松浦市役所

 松浦市の松浦商工会議所、市福鷹商工会、まつうら観光物産協会の経済3団体は21日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている市内の中小・零細業者への経済支援を求める要望書を友田吉泰市長に提出した。
 要望は▽店舗賃料、リース料の全額補助(6カ月間)▽事業継続給付金の給付(法人20万円、個人10万円)▽借入金の利子補給・保証料の補助(3年間分の利子と協会保証料の全額)▽「プレミアム付きお食事クーポン券」の発行-の4項目。
 松浦商議所の稲沢文員会頭らが市役所を訪ねて、「市内から1件も倒産や廃業が出ないよう、市には早急に対策を講じてほしい」と要望。友田市長は「市として何ができるか関係各課や市議会に諮り、市独自の支援策を検討していく」と答えた。

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