子どもにも分かりやすく 県から“無言”のメッセージ

記者会見などで使われるバックパネル

 中村法道知事の記者会見などで使われるバックパネル。新型コロナウイルスの感染者が増える中、県のマスコット「がんばくん」と「らんばちゃん」もマスク姿に変わり、県民に感染拡大防止への協力を無言で呼び掛けている。
 バックパネルは従来、「長崎県」と「Nマーク」を組み合わせたデザインだったが、17日の会見から、県広報課が「子どもにも分かりやすくメッセージが届くように」と“2人”を起用。「手洗いをしよう!」などの文言と一緒にマスク顔を並べた。
 「がんばくん」と「らんばちゃん」は、県民一丸となって総合優勝した2014年長崎がんばらんば国体のシンボル。「大変な時だからこそ一丸となって、がんばらんば」と、知事の背後から県民に団結を訴える。

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