朝ごはんの定番メニューといえば、パンにもご飯にも合う「卵料理」。目玉焼き、オムレツ、卵焼き、ゆで卵…など、どれもなじみがあって簡単に作れる気がしますが、焦がさず、固めすぎず、丁度いい具合に調理するのは案外難しいもの。朝ごはんはもちろん、ランチやお弁当作りにも欠かせない卵料理。新生活シーズンに、しっかり基本をマスターしておきませんか?
今日は、プロの料理家さんに教わる「基本の卵料理」を5つご紹介します♪
フタなしでとろ~り◎「目玉焼き」
まずは、卵料理の超基本ともいえる「目玉焼き」!
常温に戻した卵を油をひいたフライパンにそっと入れて、白身が固まってきたら少しだけ水を加えて焼き上げます。ここで「フタ」をせずに焼くと、とろ~り半熟具合に仕上がるのだそう♪
黄身をしっかり固めたい場合は、ふたをして蒸し焼きにするといいそうです◎
(コツを守ればうまくいく!とろ〜り「半熟目玉焼き」の作り方 by :河合真由子さん)
リッチな味わい♪「スクランブルエッグ」
次はホテル朝食のブッフェでも人気のある「スクランブルエッグ」の基本レシピ♪
スクランブルエッグは、卵液をフライパンに流し込んだら、手を止めずに絶えず混ぜながら焼き上げると、とろとろの半熟に仕上げるそう。
卵に牛乳、バター、チーズを混ぜて焼けば、ホテル朝食のようなリッチな味わいがおうちで楽しめますよ◎
(とろとろ半熟卵がたまらない!基本の「スクランブルエッグ」 by :料理家 村山瑛子さん)
和朝食に♪「だし巻き卵」
和朝食に合う卵料理といえば、おだしの香る「だし巻き卵」♪
卵にだし汁、砂糖、みりん、しょうゆを加えたら、3回に分けて卵焼き用のフライパンに流して焼きます。卵は半熟の状態でどんどん手前に巻いていくとうまく仕上がりますよ◎
卵液を一度ザルでこしておくと、きめの細かいふわふわのだし巻き卵に♪
(和朝食の主役!ジューシーな「だし巻き卵」レシピ by :大本紀子さん)
とろとろがおいしい♪「基本のオムレツ」
焼き加減や成型など、難しい印象が強い「オムレツ」。
フライパンに流した卵液の周りがかたまって、中央が半熟の状態になったら火を止め、余熱で火を通すことで、いい具合の「ふわとろ」オムレツに近づくのだとか◎
この時、ゆるいかなと思うくらいのところで火を止めるのがポイントだそう♪
火を止めて、ある程度オムレツの形にしたらペーパータオルの上で形を整えれば、食感も見た目もパーフェクトな、美しいオムレツの完成!
(お料理初めてさんでも“ふわとろ”!「基本のオムレツ」の作り方 by :料理家 村山瑛子さん)
ツルっとむけちゃう♪「ゆで卵」
トーストやサラダにトッピングしたり、そのまま食べたり…お弁当にも便利な「ゆで卵」。
このゆで卵をうまく茹でるコツは、沸騰したお湯に卵を入れ、好みの固さになるまで中火で茹でること。画像の左側から茹で時間、7分半・9分・13分です♪
茹で上がったら氷水の入った容器に入れてすぐに冷やし、ゆで卵の殻に少しヒビを入れて容器をシャカシャカ振れば、殻がつるんと気持ちよく剥けますよ!
(もう失敗しない!ツルっと「ゆで卵」がむけちゃう裏ワザ by :料理家 村山瑛子さん)
卵は野菜、肉、乳製品と、いろいろな食材と合うので、料理レシピを覚えたら、アレンジも簡単に楽しめますよ!
お料理好きも初心者さんも、ぜひ毎日の朝ごはん作りに役立つ基本レシピを、新生活シーズンにマスターしてみてくださいー♪