元ブラジル代表MFカカの代理人ガエターノ・パオリージョ氏は、レアル・マドリードに移籍した裏側を語った。
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カカは2009年、人気絶頂を迎えていたACミランを離れレアルに電撃移籍。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと同時期だったこともあり、大型補強と話題を呼んだ。イタリアメディア『ミランニュース』で当時について聞かれたパオリージョ氏は、「正直いうと、カカはミランを去ることを望んでいなかった」と回顧。ミランが厳しい財政状況だったため移籍を余儀なくされたと明かした。
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「彼も彼の家族もミランでうまくやっていた。だがクラブは売りに出し、レアルが優れた解決策だった。ミランのCEOガッリアリーニは売却を望んでいなかったが、依存していたわけではない。毎年のようにレアルはカカと契約できないか尋ねてきたけど、カカは移籍に応じる気はなかった」。
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「2009年にミランでの最後の試合の後、彼がブラジル代表でプレーするためバックだけ持っていたことをよく覚えている。ミラノの空港まで送って行き“またここで会おう”と約束したが、ミランは売却を余儀なくされた。結果的にレアルではミランの時のような喜びは得られなかった」。