岡江久美子さん、コロナで急逝 愛娘は夜「生きる」を読み回復を祈っていた SNSでも“コロナは怖いものだ”と書き込み

女優の岡江久美子さん(63)が23日午前、新型コロナウイルス肺炎のため東京都内の病院で死去したことが明らかとなり、日本中に衝撃が走っている。

芸能界関係者は「私はまったく知りませんでした。どれくらい知っていた人がいるんだろう」ともらす。

一方、芸能ジャーナリストは「数日前の大和田美帆さんのブログに、なんとなく示唆的なことが書いてありますね。私も読み返してそう感じただけですが」と話す。

女優の大和田美帆さんは、岡江さんと夫・大和田獏さんの愛娘だ。「示唆的」とされたのは、今月20日に更新された「いつもとちがうこと」というタイトルの書き込みだ。

書き込みは、

「毎朝 起きてすぐ あ、、夢じゃないのか、、現実か、、とすこし気持ちが落ちたところからスタートしてしまいます。
すべてが夢であって欲しい。
でも、、そうはいかないので、、」

と始まり、次のように続く。

「寝る前に いつも絵本を読んでるのですが 昨夜は お布団の中で読みたいとのこと、、、
小さな懐中電灯を使って読んでみました。」

そして、美帆さんはこの日に読んだ絵本『生きる』(2017年、福音館書店)の写真をアップしている。詩人・谷川俊太郎さんの代表作の一つ「生きる」から生まれた絵本だ。

感染防止のため見舞いも出来ない状況の中、必死に病と闘う母に思いをいたしてのだろうか。

岡江久美子さんの冥福を祈りたい。(文◎編集部)

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