ソラコム、31種類のIoTデバイスを1個単位で購入可能な「SORACOM IoTストア」を開設

株式会社ソラコムが提供するIoTプラットフォーム「SORACOM」は、IoT向けの通信とIoTシステム活用を支援するサービスを提供している。1回線から利用可能、契約はインターネット上で完結、サービスの管理画面であるSORACOMユーザーコンソールやAPI経由でプログラマブルに各種設定や回線管理を管理できるなどの特徴を有する。ソラコムでは、誰もが気軽にIoTに取り組めるよう、少数の調達が難しいIoTデバイスについても1個単位で購入可能なリファレンスデバイスとしてSORACOMユーザーコンソール内「発注」機能において提供している。さらに、低電力通信搭載で乾電池で稼働するIoTボタン「SORACOM LTE-M Button」や、4つのセンサー、通信、充電式バッテリーが一体となったパッケージ「GPSマルチユニット」といった、少ない開発で利用可能なIoTデバイスをメーカーと共同開発し拡充した。そして今回、ソラコムのウェブサイトにIoT活用で必要となるデバイスを気軽に選択して購入することができる「SORACOM IoTストア」を開設し、IoTデバイス販売を強化した。これにより、利用者はウェブサイトから用途に合ったIoTデバイスを選び、その場でショッピングカート機能を用いて購入できるようになる。さらに、温湿度の簡易計測、ドアの開閉の検知、監視カメラ、位置情報取得、ボタンを利用した呼び出しシステムといった IoT活用を始めやすい典型的な7つのユースケースについて、デバイスの開発からクラウド連携までを解説したIoT活用レシピを提供する。デバイス開発が初めての人もクラウド連携に不慣れな人も、購入前の開発手順確認や購入後のハンズオン手引として同レシピを利用することで、よりIoT活用をスムーズに始められるようになる。4月23日時点では、同ストアで合計31種類のIoTデバイスと、日本国内で利用できるIoT SIMを取り扱う。なお、提供デバイスおよびIoT活用レシピは、徐々に拡充していく。

SORACOM IoTストアで販売されるデバイス

掲載するIoT活用レシピ(4/23時点)

IoT活用レシピの例

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