外出自粛中の今だからこそ実感!現役CAがフライトのない日に感じる日常の幸せ

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CAがオフの日(フライトがない日)にありがたいと感じること

新型コロナウィルスの影響で長引く外出自粛や渡航制限。世界中の航空会社がフライトの多くをキャンセルし、CAは自宅待機を余儀なくされています。

大変な状況ではありますが、フライトがない今だからこそ実感できるありがたいことに目を向けてみました。

 

普段は世界中を飛び回り、華やかで優雅な毎日を送っているように見えるCAですが、実はCAの多くは、他の人が当たり前にできる日常の些細なことに幸せを感じているのです。

 

温かい料理をゆっくりと楽しめる

突然ですが、CAはフライトがある日、いつ食事をとっているかイメージがつきますか。

実は、CAには一般の会社のランチタイムのような食事の時間が設けられているわけではありません。

国内線ではフライトとフライトの合間(飛行機の清掃中など)、国際線ではお食事サービスが終わったあとの限られた時間がそれにあたります。

もちろん前の便やサービスが遅れれば、その貴重な時間も減ってしまいます。

また、多少時間があったとしても、清掃後の座席周りチェックやサービスの準備などがあり、ゆっくりと食事を楽しむ余裕はありません。

時間にすると、およそ15分以内で食事を終えることがほとんどです。

入社1年目、訓練明けのOJTで営業便に初めて乗務したとき、先輩方の食事のスピードに驚かされました。

しかし、昔から食べるペースが遅かったわたしも、何度もフライトするうちに早食いを身につけることができました。

日々そのような環境にいると、ゆっくりと食事をすることのありがたさがわかります。

食事時間の短さに加えて、お食事を適温でいただくことも難しいのが現状です。

特に国内線乗務の日は、なかなか温かい食事をいただくことができません。

大手航空会社では、フライトしている時間帯が食事時にあたれば、会社から各空港でお弁当が支給されます。

しかし、残念なことに国内線の機材には多くの場合電子レンジがないのです。

そのため、空港によっては温かいお弁当をいただけることもありますが、ほとんどは冷たいままいただくことになります。

このことから、温かい料理をゆっくりと味わえる時間に、あらためて幸せを感じるのです。

 

規則正しい生活と自宅で過ごす時間を確保できる

CAの生活で特徴的なのは、不規則な生活リズムやホテル滞在ですよね。

年に数回の旅行なら良いのですが、これが月の半分以上となると規則正しい生活や自宅での時間にありがたみを感じます。

明るい時間に活動をし夜には寝るという人間として当たり前の生活や自宅で過ごす時間は、心身の疲れを癒します。

CAは豪華なホテルに泊まっていると思われがちですが、国内線フライトではビジネスホテルに泊まることがほとんどです。

広々とした部屋で優雅に過ごすなんてことは、まずありません。

このような生活も次第に慣れてきますが、やはり規則正しく、住み慣れた自宅の部屋での生活は、なによりも快適です。

 

 

 

大切な人と一緒に過ごせる

そんな中でも一番の幸せに感じることは、大切な人と過ごす時間を持てることです。

家族や友人、恋人との時間はかけがえのないもの。

わたしもフライトが続くと家からをあけることが多く、家族さえなかなか会えません。

そんな時は滞在先でスマートフォンの中にある写真や動画を見たり、テレビ電話をしたりするのですが、改めて家族と一緒に家でゆっくり過ごす時間は貴重だと感じます。

 

 

当たり前のことこそ、感謝すべきこと

CAの仕事をしていると、当たり前の生活が実はすごく幸せだということに気づかされます。

 

外出自粛を余儀なくされると、その反動でどうしても外に出たい、人と会いたい、という気持ちが強くなってしまいがちですが、こんな時だからこそ、皆さんも今ある生活をあらためて振り返り、幸せを感じてみてはいかがでしょうか。