江蘇省美術館の「誰もが話して描く」一般コースビデオに高評価

「Everyone talks and paints」ビデオ

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【南京2020年4月23日新華社=共同通信JBN】中国美術に関する「Everyone talks and paints」(誰もが話して描く)一般コースプロジェクトは、2018年に江蘇省芸術基金の後援を受け、2019年にはJiangsu Institution of Museumsの「Excellent Case Award」(優秀事例賞)を受賞したが、現在は公共教育時代とニューメディア・コミュニケーション双方を探求して結合させようとしている。

「Everyone talks and paints」は江蘇省美術館の徐惠泉館長が主導し、教育省が実施している公共美学教育プロジェクトである。3カ月余りに及ぶ質の高い展示会と連携し、ショーバイショーの原則を守りつつ、有名なアーティスト、理論家、学芸員を招いて、一般向けのガイドビデオを録画している。それぞれのガイドビデオは、展示スクリーン、WeChat、Weibo、専門ビデオサイトなど多様式の多重チャンネル・端末を通じて広く放映されている。プロジェクト全体の撮影と制作サイクルは約2年かかり、これまで約300分、10編のガイドビデオを制作した。オフ/オンライン美学教育の視聴者は40万人を超えている。

伝統美術の教育活動参加はまれで、範囲は限られている。この活動はオフ/オンラインの組み合わせと専門家の専門知識を活用して簡単な言葉で説明、「興味はあるが理解できない」視聴者の混乱を解決する。それは展示品の特定内容に対する一般の感情を最大化し、視聴者は美と知識の両方を得ることができる。アートは時間とスペースに限定されず、より多くの人々の生活にうまく入り込み、文化体験を日常生活の一部に変える。

江蘇省美術館は特にコロナウイルスのエピデミック期間中、「Everyone talks and paints」ガイドビデオを専門家による1~3分の解説ビデオ数百編に再編集してWeChatの公式アカウントに配信し続け、閲覧、コメントする視聴者多数を引き付けている。

江蘇省美術館の公共教育部は今後、より高品質の美学教育コンテンツを制作する計画で、短く迅速、友好的なやり方で効果的に広められる。また、WeChat、Weibo、Tiktok、などのほかのニューメディア・プラットフォームや、オン/オフライン・インタラクションで実験を継続し、さらに美学教育の範囲と影響力を拡大、アートがより多くの人々の日常生活に入り込めるようにする。

ソース:Jiangsu Art Museum

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(写真説明:「Everyone talks and paints」ビデオ)