24日午後1時55分ごろ、神奈川県逗子市小坪4丁目の海岸で、土砂の中から心肺停止状態の男性が発見され、間もなく死亡が確認された。県警や逗子市消防本部によると、現場では高さ約6メートル、幅約4メートルにわたり土砂崩れが確認された。県警などは男性が土砂崩れに巻き込まれたとみて調べている。
県警などによると、死亡したのは、近くに住む男性(74)。連絡が取れないとして、親族が逗子署に捜索願を出していた。
県警などが捜索したところ、24日午前に現場で土砂崩れを確認。土砂の撤去作業を進めたところ、男性が発見された。
20日夕に、自宅近くで犬を連れて散歩する男性が確認されているといい、犬の散歩中に土砂崩れに巻き込まれた可能性があるという。土砂崩れがいつ起きたのかは不明という。
同市池子では2月、道路脇の斜面が崩れ、通行中の県立高校の女子生徒=当時(18)=が死亡する事故が起きた。