クルーズ船の徹底調査要望 長崎市議会が市長に

 長崎市議会の佐藤正洋議長と向山宗子副議長は24日、各会派からの要望を取りまとめた新型コロナウイルス感染症対策の要望書を田上富久市長に提出した。
 要望は全27項目。三菱重工業長崎造船所香焼工場に停泊中のクルーズ船で発生したクラスター(感染者集団)の徹底調査と市民への情報開示のほか、イベント関連業者と文化活動団体への経済支援、市民1人当たり2万円の食事クーポン券の発行などを求めた。

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