事故後、けがの所見なかったが… 63歳男性 帰宅5日後に死亡しているのを親族が発見 死因は頸椎損傷と判明

24日、長野県朝日村の63歳の男性が自宅で死亡しているのを発見されました。男性は5日前、軽自動車を運転中に事故を起こしていましたが、けがをした様子はなく、帰宅していました。警察は事故による頸椎損傷が死因としています。

松本警察署

死亡したのは朝日村の自営業、渡辺一也さん(63)です。警察よりますと、24日午前、自宅で倒れているところを訪ねてきた親族に発見され、死亡が確認されました。

渡辺さんは今月19日午後2時半過ぎ、軽自動車を運転中、松本市内の交差点でアドバイスミラーに衝突する事故を起こし、病院に救急搬送されました。しかし、外傷も自覚症状も確認されず、検査でも異常が見られなかったことから、すぐに帰宅したということです。

死亡後、再度、CT撮影などをした結果、頸椎損傷が判明し、警察は事故による死亡と判断しました。帰宅してから親族に発見されるまでの間に容体が急変したとみられています。

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