新型コロナ緊急支援　松浦市が予算案発表

　松浦市は24日、新型コロナウイルス感染拡大で伴う緊急経済支援として、総額約23億9850万円の本年度一般会計補正予算案を発表。28日に開く市議会臨時会に提案する。
　市独自の支援策としては、3～5月の売り上げが前年同月比で20％以上減った中小企業者（個人経営を含む）や飲食店、宿泊施設、卸売業、小売業に20万円を上限に支給する。出荷が停滞している漁業関連ではコンビニやスーパー、通販などに向けての新商品開発、養殖魚の餌代、在庫品保管のための冷凍保管料や入出庫料などを補助する。
　また、市は5～10月の特別職の給与や期末手当（ボーナス）を削減し、財源に活用する。削減案は市長20％、副市長15％、教育長10％で総額約250万円。