「命守る情報」県の会見に手話通訳を 聴覚障害者協会が要望

手話通訳者が配置されて開かれた宮崎市の戸敷正市長の記者会見=17日、市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、緊急性の高い情報を迅速、正確に聴覚障害者らに伝えるため、知事や市長の会見に手話通訳を導入する自治体が増えている。本県では宮崎、延岡市が市長会見に通訳者を配置。一方、河野知事の会見には導入されておらず、当事者たちは「命を守る情報なので配慮してほしい」と県に対応を求めている。

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