県内選手、保護者ら落胆 全国高校総体中止

日本一を目指し、練習に励んできた日章学園高ボクシング部の田端佑元選手。学校対抗でも3年ぶり6度目の全国制覇を狙っていたが、リングに立つことはできなくなった=18日、同校ボクシング場

 夏こそ夢の舞台に立てると信じてきた、県内高校生アスリートの願いはかなわなかった。新型コロナウイルス感染拡大を受けて26日発表された、全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止。「悔しい」「今まで頑張ってきたのに」。中でも、春の全国選抜大会に続き全国大会がなくなった3年生のショックは大きく、支えてきた保護者や指導者からは気遣う声が聞かれた。

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