夏の夢舞台インターハイ、初の中止決定 新型コロナウイルス感染拡大の影響で

写真:「卓球は人をつなぐ」Rallys/提供:西泰宏

26日、全国高等学校体育連盟は、全国高校総体(インターハイ)の中止を発表した。オンラインで実施された臨時理事会で、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し初の中止が決まった。

3月の高校選抜卓球大会に続き全国の舞台が中止に

インターハイは、1963年から毎年開催されてきた高校生にとっての夏の祭典であるが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止の措置がとられた。

当初、東京五輪・パラ五輪開催が予定されていたため、インターハイは北関東含む全国21府県で分散開催される計画が立てられており、8月10~15日に岩手県・奥州市総合体育館で卓球競技は開催が予定されていた。

全国の高校生アスリートの夢舞台であるインターハイは、卓球界では元日本代表の宋海偉(吉田海偉)と岸川聖也のシングルス3連覇を筆頭に、水谷隼、丹羽孝希らが優勝を果たし、世界へ羽ばたいていった、いわば卓球界の登竜門。現在、男子団体では愛工大名電高が4連覇、女子団体では四天王寺高が7連覇という成績を残していた。

文:ラリーズ編集部

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