東北から九州北部 5月は高温に転じる予想 熱中症に注意を 高温に関する早期天候情報

 きょう27日の気温は、北・東日本で平年を下回っている所が多く、特に関東は前日より5~8℃も低くなっている。あす28日(火)にかけても、全国的にこの時季としては気温が低めとなりそうだ。朝は西日本でも内陸は霜のおりる所があるため、農作物の管理に注意が必要となる。
 
 その後、30日(木)頃にかけても、寒気の影響で気温が平年並みか低くなる地域が多いが、その後は暖かい空気が入りやすくなるため、急激に気温が上がる予想だ。西・東日本だけでなく、東北でも南部を中心に25℃以上の夏日となる所があり、特に5月3日(祝・日)頃からの5日間ほどは気温が平年よりかなり高くなる見通し。

 このため、気象庁は東北、東日本の各地、近畿、中国、四国、九州北部(山口県を含む)に「高温に関する早期天候情報」を発表した。
 急に気温が上がると熱中症にかかりやすくなるため、体調に配慮しつつ、こまめに水分を補給したり休憩を取るなど熱中症対策を進め、健康管理に注意するよう心掛けたい。また、農作物や家畜の管理等にも注意が必要だ。

高温関する相違天候情報(出典=気象庁ホームページ)

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

© 株式会社ウェザーマップ