ブランコ壊れ男児がけが 佐世保、公園遊具使用禁止に

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 佐世保市は27日、藤原町の日水公園に設置されたブランコの上部のつり金具が壊れて落下し、遊んでいた市内の男児(11)が右足を捻挫するなどのけがをしたと発表した。市は、市が管理する公園の全ての遊具について、安全が確認されるまで使用禁止にする。
 市公園緑地課によると、
男児は23日、ブランコの座板に立って遊んでいたところ、右手のロープのつり金具が壊れて落下。バランスを崩して着地した際、右足を捻挫したほか、落下した金具が右脚の太ももに当たり打撲傷を負った。
 ブランコは2004年に設置。昨年10月に安全点検をしたが、問題は見つからなかった。つり金具の破損は磨耗(まもう)と劣化が原因とみられる。
 同市では12日にも別の公園でスプリング遊具が破損し、女児がけがをした。同課は「子どもにけがをさせてしまい大変申し訳ない。点検のあり方を検証する」としている。

 


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