JKが考える新型コロナウイルス問題!大人が自粛できていないと考えるその理由とは?

2020年4月23日から4月26日の4日間、高校生向け広告・マーケティング国内トップクラスの実績をもつアイ・エヌ・ジーが渋谷の女子高生100名を対象に新型コロナウイルスについてのアンケートをWeb上で実施した。

新型コロナウイルスが感染拡大しており、今までと同じように自由に遊ぶことができず様々なことが制限されてしまっている中で高校生たちは日本の現状をどう考えているのか、女子高生100名に「『STAY HOME』大人たちは自粛していると思う?」というテーマでアンケートを行った。

女子高生達からは、大人は自粛していないと思うという回答が72人と約7割以上占めた。その中には「家族を養うために働かなくてはいけないから」「自粛したい方もいると思うが、医療従事者など自粛できないお仕事をしている方もいると思うから」と仕事は不要不急以外の外出になるため自粛が難しいと考えているようだ。

さらに「バイトをしているお店が緊急事態宣言が出てから売り上げが4倍になったから」「食品販売店でバイトしているが、夫婦とか家族で来る人が多すぎるから」など女子高生自身が身近なところで実感していることが分かった。また家庭内での意見として「お父さんが酔っ払って毎日遅くに帰ってくる」など本当に仕事?など疑問を持っている回答も多くあった。

一方で自粛できているのではと思っている女子高生からは「メディアで様々なコロナ対策を心がけて外出を控える人をよく見るし、家族や親戚などの身近な大人達も不要不急以外の外出自粛を徹底しているため」「外にでている人数が圧倒的に減っているしお店も休業してるところが多いから」「GWは家族でどこにも行かないし遊びに行ける場所もないから」「仕事でもない限り少なくとも私の周りの大人たちはみんな自粛しているから」「ずっと家にいるから」と以前と比較したり、身近な大人の行動をよく見ている。

どちらの意見も自分の周りの大人が『STAY HOME』期間に、どのような行動をしていたのかが関係している。

学校が休校を余儀なくされているなか、その代わりに彼女たちには休校期間中、学校から課題が出されているようだ。「課題が多すぎて出歩く時間がない!」と悲痛な叫びも聞こえてきた。今後政府や国は若者達の問題も抱えている事をきちんと考えて欲しい。

【調査概要】

調査対象:15歳~18歳 女子高校生

調査人数:100名

調査期間:2020年4月23日(木)~4月26日(日)

調査方法:Webアンケート

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