4月の交通量が大幅に減少 名阪で6割減 伊勢IC前は半減

国に緊急事態宣言が出されて以降、三重県内の主要な道路では休日の交通量が減少し、外出自粛の影響が表れていることがわかりました。

三重県警察本部が、4月の土曜と日曜に国道などの交通量を8カ所で調査したところ、全ての地点で去年の同じ週を下回りました。

関西方面とつながる亀山市の名阪国道では、4月の1週目には約3割減少し、その後も週を追うごとに交通量が減り、4週目の25・26日には去年の同じ週の約6割減となりました。

伊勢インター前の国道23号は、おかげ横丁など伊勢神宮周辺の商店が休業した3週目以降、車の量が半減しました。

また、名古屋方面とつながる桑名市内の国道1号や23号も、2割から3割程度減少しています。

そのほか、日常生活での移動が多い地点でも軒並み交通量が減っていて、多くの市民が外出自粛に取り組んでいることがうかがえる結果となっています。

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