【新型コロナ】新たに1人の感染確認、1人死亡 川崎市

川崎市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、川崎市は28日、入院中だった川崎区の80代男性の死亡と、新たに市立白幡台小学校(宮前区)の教諭ら男性2人の感染を確認したと発表した。市発表の累計感染者数は232人、死者数は11人となった。

 市によると、死亡した男性は9日に発熱し、16日から市内の病院に入院した。検査では陰性だったが肺炎の症状があり、市内の別の病院に転院した後の25日に陽性と判明。27日に亡くなった。

 新たに感染が判明したのは、宮前区に住む40代の男性教諭。24日に勤務先の学校から帰宅後に発熱。以降は出勤しておらず、27日に市内の病院に入院し、翌28日に陽性が判明。重篤な肺炎という。少なくとも22、24日に個別相談などで児童数人との接触があったが、勤務時はマスクを着用していた。

 もう1人の感染者は麻生区に住む70代男性で重症という。

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