欧州をはじめとする各国のサッカーは、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断。
だが、このサッカー空白のタイミングで往年のチームや選手への関心が高まっているという。
ここでは“稀代のファンタジスタ”、ロベルト・バッジョの印象的だったユニフォーム姿をご紹介。あの有名すぎる姿は、いま見ても涙を誘う。
Juventus 1990-91
ユヴェントス 1990-91 Kappa ホーム
フィオレンティーナから移籍した最初のシーズンのユニフォーム。バッジョというと白黒ストライプのイメージが強い。スポンサー「Upim」は低価格品を扱うイタリアのデパート。
Bologna 1997-98
ボローニャ 1997-98 Diadora ホーム
1998年フランスW杯を翌年に控えたこのシーズン。バッジョはミランを退団し、ボローニャでのプレーを選択する。22得点を叩き出したシーズンのユニフォームは、決して美しくはないが記憶に残る一着となった。
Inter 1998-99
インテル 1998-99 Nike ホーム
ボローニャを1年で退団したバッジョは再びミラノの街へ。今度は青黒のユニフォームを身にまとった。インテルでは決して大活躍したわけではなかったが、バッジョにはやはり細めのストライプが似合うと再認識した一着だった。
Brescia 2000-01
ブレシア 2000-01 Garman ホーム
インテルを退団し、2000-01シーズンからはブレシアでプレー。結果的にここが現役最後のクラブとなる。この00-01モデルはプロヴィンチャでは珍しく、チームエンブレムを胸ではなく左袖に配したスタイルだった。
Italy 1994
イタリア代表 Diadora 1993-94 ホーム
バッジョのユニフォーム姿といえば、ある意味でこれ以上のものはない。94年アメリカW杯で着用したこのキットは、決勝戦の残酷な結末とともに記憶されることに。
自身のPK失敗で試合が終わり、その場でうつむく姿は、スポーツ報道写真史上に残る1枚となった。