横浜市鶴見区内の企業やPTA関係者らでつくる実行委員会はテークアウトができる地元飲食店を紹介した小冊子を同区内で配布している。新型コロナウイルス対策の一環で、実行委員会代表を務める茂手木雅也ツルミ印刷専務は「外出自粛の中でも、プロの味を家族で楽しめる機会を提供したい」と話している。
冊子は縦21センチ、横10センチで32ページ。JR鶴見駅周辺を中心に、持ち帰り可能な52店舗を掲載している。
同社など地元有志が、感染拡大による外出自粛の影響で打撃を受けた飲食店と、“巣ごもり生活”が続く地域住民を応援しようと企画。1万部作製し、鶴見区役所や区内の主要郵便局に無料で配布。地元タクシー会社と連携し、テークアウトメニューを有料で戸別配送するサービスも予定しているという。問い合わせはツルミ印刷電話045(508)6686。