【新型コロナ】終息後に使える「商品券」 地元支援へ相模原の商店街発行

 JR淵野辺駅近くの商店街「にこにこ星ふちのべ商店会」(神奈川県相模原市中央区)は5月、新型コロナウイルスの終息後に会員店舗で利用できる商品券を発行する。感染拡大で苦境にあえいでおり、会員店舗だけでなく、商店街への支援も呼び掛けている。

 インターネット上で資金調達できる、クラウドファンディング(CF)を活用。ネットの特設ページから、取り組みに参加している店舗を指定して商品券を事前購入できるほか、商店街に資金援助をすることもできる。

 商品券は1枚千円で、一度に10枚まで購入可能。指定店舗のみで利用でき、各店舗は独自のサービスを提供する予定。5月末まで申し込みを受け付ける。

 商店会の萩生田康治会長は「今はどの店舗も苦しいが、終息したら『応援して良かった』と思ってもらえるよう、気持ちのこもったサービスをしたい」と話している。

© 株式会社神奈川新聞社