日航、再上場後初の赤字 航空大手、コロナで苦境

日本航空が30日発表した2020年1~3月期連結決算の純損益は229億円の赤字だった。経営破綻を経て12年に再上場して以降、初の四半期赤字となった。新型コロナウイルス感染拡大による需要の急減が響いた。大手ではANAホールディングス(HD)が28日公表した20年1~3月期の連結純損益も587億円の赤字で、航空業界の苦境が一層鮮明になっている。

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