【新型コロナ】横浜で2人死亡、新たに13人の感染確認 院内感染の疑い

横浜市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、横浜市は30日、感染して入院していた60代男性と70代女性が死亡した、と発表した。また20~90代の男女13人の感染を新たに確認。うち6人は横浜甦生(こうせい)病院(同市瀬谷区)の患者と看護師で、市は院内感染が起きた疑いがあるとみて調べている。

 6人のうち、40~90代の患者3人は重症。40代の患者は院内感染が起きた聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(同市旭区)から13日に転院したが、横浜甦生病院の患者1人は転院前から発症していたという。

 残りの7人のうち、2人は聖マリアンナ医科大横浜市西部病院に入院する60代と80代の男性患者で、1人は特別養護老人ホームを利用する80代女性。感染確認者数は聖マリアンナ医科大横浜市西部病院で計31人、特別養護老人ホームで計5人になった。また40代の女性会社員2人の陽性も判明。2人が勤める事務職場の感染確認者数はこれで計4人になった。

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